KAPITAL SOHO STORE / 瀬戸内児島赭店 
2013.09

KAPITAL本社・工場の移転と共に、地元児島の元図書館・公民館をリノベーションし、KAPITAL SOHO STOREはオープンしました。
再びこの場所に人々が集って新たな文化や繋がりが生まれる様に思いを込め、中庭にはイベントスペースを設け、書店・ミュージアム・ギャラリーも併設しています。
コンセプトは『そほ(赭)』。『そほ(赭)』とは日本の古語で赤土を意味しています。
KAPITALの世界観のひとつでもあるネイティブアメリカンに通じ、建物の外観は児島の歴史と共に経年変化した『そほ』色をそのままに、内装には新たな時間軸の『赭』の素材を融合させました。
内装を構成する主な素材達は、いずれも土と密接な関係があり、『赭』色を感じさせる木材、鉄(錆)、レンガ、漆喰。
その中でもパッチワークの様に配置された木材達は、針葉樹、広葉樹、古材、薪材、下地用合板、芯材など多岐にわたり、これらを区別することなく配置しKAPITALの世界観と同調させました。
10種類以上にも及ぶ広葉樹は、綺麗な仕上りのものだけではなく、乾燥時の風化した面をあえ残しているものや、様々なカンナ模様を施したもなど、色だけでなく様々な表情が楽しめる仕上を施しています。

photo:Youke Owashi